院長ごあいさつ

 

京都の中心で100年──地域とともに歩む信頼の医療、そして未来へ

 

ご挨拶 院長 魚嶋 伸彦
当院は、大正15年に日本赤十字社京都支部療院として開設され、来年で100周年を迎えます。これまで、地域の皆さまや医療機関のご支援に支えられながら、「信頼される医療の提供」を使命に歩み続けてまいりました。
「歩み入る人にやすらぎを、帰りゆく人に幸せを」という病院理念のもと、患者さん一人ひとりに寄り添い、安全で質の高い医療を提供することに努めております。
当院は、高度急性期医療を担う基幹病院として、救命救急・がん治療をはじめとした多くの専門領域において、先進的な医療を実践しています。

特に救急医療においては、高度救命救急センターを擁し、24時間体制で重篤な患者さんの受け入れを行っています。また、災害医療にも積極的に取り組み、地域はもとより社会全体の医療体制の強化に貢献してまいりました。
私たちは、病気やけがの治療だけでなく、患者さんの不安をやわらげ、心のケアにも真摯に向き合うことで、「やすらぎ」と「幸せ」を感じていただける病院でありたいと考えています。チーム医療を重視し、すべての職員が一丸となって、患者さんとご家族を全力でサポートいたします。
また、地域医療支援病院として、近隣の診療所・クリニックと緊密に連携し、シームレスな診療体制の構築に取り組んでおります。紹介受診から退院後のフォローアップに至るまで、地域の先生方と情報を共有しながら、最適な医療の提供に努めてまいります。
医療は日進月歩です。新しい治療法や技術が次々に生まれる中で、当院は常に最新の知見を取り入れ、患者さんとご家族が安心して治療を受けられる環境づくりに全力を注いでまいります。
これからも、病院理念を胸に、地域とともに歩みながら、皆さまの健康を支え続けることをお約束いたします。
職員一同、心を込めて医療を提供してまいります。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。