多数の医療スタッフが共同して褥瘡対策プロジェクトチーム（以下「褥瘡チーム」）を結成しています。
褥瘡チームは、他の院内医療チーム（例：栄養サポートチーム、感染制御チーム）と連携し、各病棟と共同して患者さんの褥瘡発生の予防に努めています。また褥瘡が発生した患者さんの診断や最適な治療方法の選択、再発防止対策等を行っています。

● 活動内容

• 褥瘡チームは、外科医・皮膚科医・形成外科医・内科医・看護師・薬剤師・管理栄養士・事務職員にて構成され、毎月開催される委員会で現状報告および院内全体における褥瘡管理について検討を行い、方針を決定します。
• 毎週1回水曜日に各病棟を回診し、入院患者さんの褥瘡に関する診察・治療を行い、また病棟看護師へ褥瘡治療および発生予防に関する指導や連絡等を行います。
• 各病棟には担当看護師1名が配置され、担当看護師が中心となって褥瘡の予防・ケアのアセスメントや管理、指導等を行います。
• 院内全職員を対象とした褥瘡に関する勉強会を開催し、褥瘡に対する意識を高めています。
• 専門看護師による担当看護師への勉強会を定期的に行っています。