「看護の力で患者さんの苦痛を軽減できる看護師」を目指しています
■当院を就職先に選んだ理由は?
重症患者への看護に興味があり、3次救急医療機関である当院を選択しました。京都出身であること、京都の中心に病院があるという立地も理由の一つです。就職活動の時期が、コロナ感染症蔓延期と重なり、インターンシップも病院見学もできない中大学の先輩からの情報と、ホームページ・病院パンフレットからの情報のみで選択しました。実際入職してみると、予想通りの病院で、ほっとしたのを覚えています。
■現在の仕事内容は?
入職後ICU(集中治療室)に配属されました。多発外傷や、心肺停止蘇生後の患者の看護、心臓血管外科の手術後や、IABPやECMO装着患者の看護を担当しています。多職種チームで患者のケアに関わっている自覚を持ちながら実践を重ねています。最近は、救命救急センター初療室での業務も始まりました。患者さんへの看護はもちろん、家族看護にも目を向けています。
■職場環境や人間関係について
ICUは2:1の看護体制です。私は新卒で入職しましたが、部署には経験豊富な先輩看護師がたくさんいます。年齢も離れているのですが、気軽にわからないことが質問できます。先輩からは時には厳しく、でも丁寧にきちんと根拠を説明してもらいながら支援を受けています。まだまだ勉強することがたくさんありますが、看護の楽しさを感じながら充実した日々を過ごしています。
■やりがいを感じるときはどんな時ですか
重症な患者さんが回復されることが一番のやりがいにつながっています。また、急な発症で動揺されている患者家族と、関わりを通して信頼関係がすこしずつ築いていけることもやりがいです。
■目指している看護師像・将来のキャリアについて
「看護の力で患者さんの苦痛を軽減できる看護師」を目指しています。
これは、学生時代の膀胱がんの患者さんとの関わりから、つながっています。
いまはICUの中で、もっと知識・経験を重ねて、自信をもって看護が提供できるようになることを目標にしています。将来的には、領域はこれからですが、専門・認定看護師の資格を取得して活動したいと考えています。
■休日の過ごし方を教えてください
友人とスイーツを食べたり、映画を鑑賞したりしています。
先日結婚したので、家族の時間も大切にしたいと思っています。
■当院に就職を考えている看護学生にメッセージ
学生時代の患者さんとの関わりで、「看護師として大切にしたいこと」をぜひ見つけていただきたいと思います。それが、就職してからの看護実践の礎になると思います。経験豊富な先輩看護師が多く、安心して学べる環境が当院には整っています。一緒に学びながら成長できる仲間になりたいです。