診療方針(特色)
- 当科では糖尿病・内分泌分野の診療を担当しています。
- 最新の研究の成果をいち早く診療に反映させ最先端の医療を提供します。
- 各分野が高い専門性を持って病診連携の中心となり、「かかりつけ医」と共に地域の診療レベルの向上に努めます。
糖尿病
高血糖緊急症をはじめとした急性期にはいつでも対応します。細小血管症(網膜症・神経症・腎症)の発症・進展阻止を目標とした血糖コントロールのみならず、心血管疾患(脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、末梢動脈疾患)、認知症、癌などの発症・進展阻止を念頭においた広い視野に立った糖尿病治療を行います。
個々の病態を十分検討したうえで適正な治療法を選択し、さらにQOL・生活環境・自己管理能力・合併症・併発症などを考慮した最善の治療を提示します。また、SAP(Sensor Augmented Pump)を含めたインスリンポンプ療法、連続グルコースモニタリング(CGM)など最新の医療にも積極的に取り組んでいます。
糖尿病専門医、看護師、栄養士、薬剤師、臨床検査技師によるチーム医療と療養指導を行います。外来糖尿病教室は無料で誰でも受講できます。教育入院、外来/入院での合併症評価・治療方法の見直し、栄養指導(地域医療連携係を介して予約可能 TEL:075-212-6186)を御利用下さい。また、糖尿病患者会(火曜会)が活動しています。
内分泌疾患
下垂体、甲状腺、副腎、副甲状腺などの疾患に広く対応しています。問診、身体所見、一般検査所見から「内分泌疾患では?」と疑われたら是非、当科にご紹介下さい。精査検討し、確定診断から治療方針の決定をします。
症例数・治療実績
入院主病名 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
1型糖尿病 | 4 | 5 | 5 | 7 | 3 |
2型糖尿病 | 61 | 50 | 35 | 34 | 28 |
糖尿病性昏睡 | 1 | 4 | 0 | 0 | 1 |
糖尿病性ケトアシドーシス | 6 | 18 | 10 | 11 | 13 |
高血糖高浸透圧状態 | – | – | 3 | 3 | 10 |
低血糖症 | 7 | 15 | 3 | 13 | 11 |
内分泌疾患 (視床下部-下垂体、甲状腺、副甲状腺、 膵、副腎疾患) |
7 | 15 | 3 | 4 | 11 |
電解質異常症 (低Na血症、高Na血症、低K血症、高K血症、 低Ca血症、高Ca血症など) |
18 | 38 | 29 | 30 | 44 |
連携病院・開業医の先生方へ
先生方と連携を行い、地域全体の診療レベルを上げることが common disease を対象にする我々の使命と考えています。急性期はもちろん、日常診療で困った時、疑問に思った時は当科を御利用ください。
スタッフ
職 名 | 名 前 | 卒業年度 | 専 門 | 資 格 |
部長 第1検査部長 |
山﨑 真裕 | H8 | 糖尿病 内分泌代謝 |
日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医・指導医 日本糖尿病学会 専門医 日本糖尿病学会 研修指導医 日本糖尿病学会 評議員 日本糖尿病医療学学会 評議員 日本糖尿病療養指導士認定機構 理事 |
副部長 | 浅野 麻衣 | H12 | 内分泌代謝 糖尿病 |
日本内科学会 総合内科専門医・ 認定内科医・指導医 日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医・指導医 日本甲状腺学会 専門医 日本心身医学会・日本心療内科学会 心療内科専門医 |
医 師 | 加藤 さやか | H20 | 糖尿病 内分泌代謝 |
日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医・指導医 日本糖尿病学会 専門医 日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医・指導医 内分泌代謝・糖尿病内科領域 専門研修指導医 |
医 師 | 河原﨑 温奈 | R2 | 内科 | |
医 師 | 菅野 菜月 | R4 | 内科 |
外来当番表
糖尿病内分泌部門
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
AM | 加藤 | 山﨑 | 浅野 | 山﨑 | 浅野 |
|
河原﨑/菅野 (新患) |
河原﨑 | |||
PM |
加藤 |
山﨑 |
浅野 |
山﨑 |
浅野 |
菅野 |