がんゲノム医療とは
がんゲノム医療とは、遺伝子情報に基づくがんの個別化治療の1つであり、がん組織や血液を用いて多数の遺伝子の状態を網羅的に調べ、がんと関連する遺伝子の変化を明らかにすることにより、一人一人の患者さんのがんの特徴に合わせた治療を行う医療です。
がん遺伝子パネル検査とは
『がんゲノム医療』として、多数の遺伝子の状態を網羅的に調べる検査を『がん遺伝子パネル検査』といいます。その中の一部は保険診療として実施することができますが、適応となるのは、①標準治療が確立されていない固形がんの方②標準治療が終了もしくは終了見込の固形がんの方になります。
この検査を通して新たに治療薬や治験が提案される可能性は20%前後にとどまります。また、提案される治療薬は多くが保険外診療(治験もしくは自費診療)となります。
当院ではこの検査を希望される患者さんには、専門外来である『がんゲノム外来』にて詳細に情報提供させていただき、希望された患者さんに検査を実施させていただいております。
※『がんゲノム外来』の受診を希望される患者さんは、まずは治療を担当されている主治医に相談してください。
がんゲノム参考サイト(外部リンク)
【国立がん研究センター/がん情報サービス】 | |
がんゲノム医療 |
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がんゲノム医療 もっと詳しく |
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【がんゲノム情報管理センター/C-CAT】 | |
がんゲノム医療とがん遺伝子パネル検査 https://for-patients.c-cat.ncc.go.jp/ |
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<患者・一般向け解説動画> https://www.youtube.com/watch?v=IJqRDXsJdOk&feature=youtu.be |
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【検査会社のURL】 | |
FoundationOne® CDx /FoundationOne® Liquid CDx がんゲノムプロファイル https://gan-genome.jp/pt/disc.html |
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OncoGuideTM NCCオンコパネルシステム https://www.sysmex.co.jp/corporate/what_we_do/cancer_gene_panel_testing.html |