病棟内の取り組み

病棟内の取り組み

超緊急帝王切開に備えた取り組み（シミュレーション訓練）

		緊急帝王切開の中でも特に緊急度の高いものが「超緊急帝王切開」です。妊娠中や出産中にお母さんや赤ちゃんの命に危険が押しせまった場合、医師が超緊急帝王切開の宣言を行い一刻も早い赤ちゃんの娩出を目指します。
		当院では年に２回、産科医師、助産師、看護師、救急科医師、麻酔科医師、小児科医師、手術室看護師、事務スタッフで、実際の場面を想定した合同シミュレーションを行い、いつ起こるか分からない超緊急帝王切開に備えています。
		それに加えて産科病棟では、緊急時の対応マニュアルの作成や、日々のトレーニングを行い、より迅速で安全な医療が提供できるよう努めています。ご出産されるお母さんやそのご家族が安心して頂ける病棟作りを目指して参ります。

NCPR（Neonatal Cardio-Pulmonary Resuscitation）

生まれたての赤ちゃんは呼吸が上手にできない事があります。
低酸素は発達にも影響を及ぼす可能性があります。赤ちゃんのはじめての呼吸はとても大事です。
私たちスタッフは、お母さん、そしてご家族が安心して赤ちゃんを迎えられるよう、日々、技術を磨いています。
当院には周産期新生児医学会公認の新生児蘇生法のインストラクターが在籍しており、毎年行っている研修には産科医、小児科医、看護師、助産師が参加し、資格を取得しています。