腫瘍内科

診療方針

 近年のがん薬物療法の進歩は目覚ましいものがあり、毎年数多くの新規治療薬が導入され、治療の選択肢が増えると同時に様々な副作用への対策も要求されるようになってきております。がん薬物療法の専門家による治療が望まれる時代となってきており、当院でも腫瘍内科を設立することとなりました。当科では、消化管・肝胆膵・婦人科・希少がんの薬物療法を行っています。
 それぞれのがん種に確立されている標準治療を基本に、患者さんの年齢・全身状態・職業・家族構成などの社会背景を考慮して個々の患者さんに最適の治療法を提案することを心掛けております。

がんの詳しい情報について>>> banner_w208

役割について

  1. 切除不能進行癌に対する薬物療法
  2. 根治切除可能症例に対する術前・術後補助薬物療法
  3. キャンサーボードにおける治療戦略の確立
  4. がん遺伝子パネル検査の実践
  5. 外来化学療法室のマネジメント

 

診療実績

2022年度実績 

(経口投与は除く、単位:件) 

外来化学療法 施行件数
食道がん 50
胃がん 228
大腸がん 279
胆道がん 178
膵がん 449
婦人科がん 226
希少がん 65
乳がん 581
合計 2,056

(単位:人) 

がん遺伝子パネル検査   患者数  
大腸 7
胆道 3
子宮 2
卵巣 2
頭頸部 2
1
乳腺 1
合計 18

スタッフ

職 名 名 前 資 格
部 長

shirakawa
白川 敦史
日本臨床腫瘍学会 指導医・がん薬物療法専門医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本内科学会 認定内科医
医 長 小野 寿子 日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医
日本外科学会 外科専門医
日本乳癌学会 乳腺専門医・指導医
日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医
日本遺伝性腫瘍学会 専門医・指導医・コーディネーター・家族性腫瘍カウンセラー
検診マンモグラフィ読影認定医