がん相談

がんに関する相談窓口の設置

 京都第二赤十字病院では、がん患者さんやそのご家族の方の「病気についての疑問」や「不安・心配事」について、がん相談支援センターでご相談をお受けしております。
「がん相談支援センター」は、当院に通院中や入院中の方だけでなく、当院に通っていない地域の方々などどなたでも無料・匿名で利用することができます。相談方法は面談または電話にて対応させていただきます。
お気軽にがん相談支援センターまでご相談ください。(来院にて相談希望の場合は、事前にお電話にてご予約いただくとスムーズに対応させていただけます)

窓 口:がん相談支援センター(地域医療連携・入退院支援課)
場 所:C棟北1階
時 間:月~金(病院の休診日を除く)
     午前9時00分~午後4時00分
電 話:(075)212-6122(直通)

*ご相談は、まず医療ソーシャルワーカーもしくは看護師がお受けし、その後必要に応じて各職種のスタッフへ連携しています。

<京都府がん情報ネット>
 https://www.pref.kyoto.jp/gan/
<国立がん研究センター がん情報サービス(トップページ)>
 http://ganjoho.jp/
<がん情報サービス がんと診断されたあなたに知ってほしいこと>
 https://ganjoho.jp/public/dia_tre/anatani_shitte_hoshiikoto/index.html

がん相談支援センターで相談できることの例

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治療と仕事の両立支援

 

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京都第二赤十字病院では、
仕事を続けながら安心して治療を受けることができる
ように、治療と仕事の両立に関するご相談をお受けしています。
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h-tora 病気やケガで治療が必要になったけれど、休みの取り方に関してどう相談したらいいのかわからない
h-tora 職場から病状や治療状況について聞かれたけれど、どのように伝えたらいいのかわからない
h-tora 職場から、復職する際に診断書が必要と言われたけれど、何を書いてもらえばいいのかわからない
h-tora 病気になって仕事をやめたけれど、回復したのでまた働きたい
h-tora 収入が減って、生活費や医療費に困っている 
h-tora 傷病手当金や障害年金について教えてほしい

その他、仕事に関するよろず相談をお受けします

<治療と仕事の両立支援ナビ ポータルサイト(厚生労働省)>
 https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/
<治療と仕事の両立支援 労働者健康安全機構>
 https://www.ryoritsushien.johas.go.jp/

AYA世代

 AYA(アヤ)とは、15歳から39歳までの思春期・若年成人(Adolescent and Young Adult, AYA)のことです。AYA世代は多様なライフイベントが起こるのが特徴です。したがって、病気に罹患した年齢に応じた療養上の悩みを抱かれると思います。当院ではAYA世代患者さんのさまざまな悩みに対応し、みなさまの療養生活を支援しています。

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<国立がん研究センター がん情報サービス>
 https://ganjoho.jp/public/life_stage/aya/index.html
 https://ganjoho.jp/public/knowledge/about_aya.html

<AYA世代のがんとくらしサポート(国立がん研究センター がん対策情報センター)>
 https://plaza.umin.ac.jp/~aya-support/

<一般社団法人 AYAがんの医療と支援の在り方研究会>
 https://aya-ken.jp/

妊孕性温存

 近年、がんに対する治療の進歩によって多くの患者さんが病気を克服することができるようになっています。
しかし、治療の内容によっては、妊娠する力 (妊孕性)や子どもを作る機能(生殖機能)が低下したり、失われることがあります。男性では精子を作る機能が、女性では卵巣の機能などが低下し、ご自身で子どもを持つことが困難になることがあります。しかし、最近ではがんの治療後にも子どもを持つ可能性を残すため、がん治療を始める前に受精卵、卵子、精子などを保存する治療が行われています。ご自身の受ける治療がどのくらい妊孕性に影響するのかを知り、適切に専門家と相談することが大切です。
 当院は「京都・がんと生殖医療ネットワーク KOF-net(コフネット)」に加盟しており「妊孕能温存支援施設」として登録されています。必要に応じて府内の拠点施設や妊孕能温存施設(生殖医療実施医療機関)と連携させていただきますので、以下のような内容で悩まれている方は、まずは担当医やスタッフにご相談ください。

・がん治療開始前に将来妊娠の可能性を残したい方
・がん治療後の妊娠を希望している方

<国立がん研究センター がん情報サービス>
 https://ganjoho.jp/public/support/fertility/index.html

<ポータルサイト 小児・若年がんと妊娠(厚生労働科学研究費補助金がん対策推進総合研究事業「小児・若年がんの長期生存者に対する妊孕性のエビデンスと生殖医療ネットワーク構築に関する研究」班)>
 http://www.j-sfp.org/ped/

<京都府がん患者等生殖機能温存療法助成事業>
 https://www.pref.kyoto.jp/gan/aya.html

<京都・がんと生殖医療ネットワーク KOF-net>
 https://www.cancer.kuhp.kyoto-u.ac.jp/kof-net/

アピアランスケア

 アピアランスケアとは、がんやがん治療に伴う外見の変化による気持ちの辛さを和らげるケアのことです。
爪や皮膚のケア、脱毛のカモフラージュなどの医学的・整容的なサポートとともに、その人らしくあるための心理的なサポートも含まれます。
がんの患者さんは、治療に伴う副作用により脱毛、肌色の変化、皮疹、爪の変化、手術による傷跡、乳房の喪失、顔や四肢のむくみなどの様々な外見(アピアランス)の変化が起こります。これらの外見の変化により、自分らしさを失ってしまったように感じたり、人の目が気になり周囲の人々や社会との関わりを辛く感じることがあります。
 当院では、アピアランスに関する相談を「がん相談支援センター」にて受け付けております。必要に応じて、看護外来(がん看護)、化学療法センター等他部署のスタッフとも連携・協力しながら対応させていただきます。

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※アピアランスケアについて詳しいことがお知りになりたい方は、以下のホームページが参考になります。
<国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター>
https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/appearance/index.html

希少がん

 「希少(きしょう)がん」とは、『人口10万人あたり6例未満の「まれ」な「がん」、数が少ないがゆえに診療・受診上の課題が他に比べて大きいがん種』の総称であり、その種類は200にも及ぶとされています。
 希少がん医療の課題のひとつは、患者さんにとっても医療者にとっても、病気に関する正確かつ最新の情報が入手困難であることがあげられます。
 当院では腫瘍内科が中心となり、治療に関しては手術・放射線療法・化学療法に携わる専門的な知識を有する医療スタッフが、患者さんの全身状態・病状などを共有しながらカンファレンスを行い、方針を決定しています。
 治療に伴い生じる様々な疑問や不安、他院にて診断を受けられた方からのご相談や情報提供等のお問い合わせに関しては、近隣の拠点病院や希少がんセンターと連携しながら「がん相談支援センター」にて対応させていただいております。

<国立がん研究センター 希少がんセンター>
https://www.ncc.go.jp/jp/rcc/index.html
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<国立がん研究センター がん情報サービス>
https://hospdb.ganjoho.jp/rarespecialhosp/index.html

小児がん

 小児がんは、小児がかかるさまざまながんの総称で、一般的には15歳未満にみられるがんのことを言います。国は「がん対策推進基本計画」にて小児がんを重点的に取り組むべき課題の一つに位置づけ、小児がん患者と家族が安心して医療や支援を受けることができる環境を整備することを目標に、2013年2月より「小児がん拠点病院」「小児がん連携病院」を各都道府県内に指定しました。
 当院は小児がんに関して拠点病院等の指定を受けておりませんが、治療が必要な場合は京都府内の小児がん拠点病院(京都府立医科大学附属病院・京都大学医学部附属病院)等と連携させていただきます。

<国立がん研究センター 小児がん情報サービス>
https://ganjoho.jp/public/life_stage/child/index.html
https://ganjoho.jp/public/knowledge/about_childhood.html

がん患者サロン(なごみの会)

 同じ病気の患者さん・ご家族が集まって、気持ちや悩みを話すことで、少し気分転換したり、ホッとしたりできる場「がん患者サロン」を下記の日程で開催しています。ミニレクチャー(勉強会)等のイベントも企画しています。
 ご興味をお持ちの方は、お気軽にお越しください。

場 所:C棟北1階 多目的室 ※開催日によって場所変更もあります。
時 間: 毎月第1・第3火曜日(月2回) ※当面の間、午前か午後いずれか2時間
電 話:(075)212-9681(がん相談支援センター)

 ※病院内ではマスクの着用をお願いいたします
 ※参加費無料、事前申込み不要です。直接会場へお越しください
 ※会場内でのお食事はご遠慮ください(飲み物は持ち込み可能です)

 

♦2024年度 がん患者サロン開催予定♦
日時 内容
令和6年 5月 7日(火)10:00~12:00 茶話会
令和6年 5月21日(火)13:00~15:00 13:00~13:30  茶話会
13:30~14:00  ミニレクチャー(勉強会)
 テーマ:「知っていますか?赤十字マークの本当の意味」
 講 師:がん専門相談員(医療ソーシャルワーカー)
                     藤原 千里
14:00~15:00  茶話会
令和6年 6月 4日(火) 休会
令和6年 6月18日(火)14:00~16:00 14:00~15:00  茶話会
15:00~16:00  ミニレクチャー(勉強会)
 テーマ:「アピアランスケア~がん治療でおこる
                見た目の変化とケア~」
 講 師:外来化学療法センター看護師 森田 智子
     (国立がん研究センター中央病院主催
          アピアランスケア研修会 受講修了)
     外来化学療法センター看護師 塚本 多恵子
                (がん看護専門看護師)
令和6年 7月 2日(火)10:00~12:00 茶話会
令和6年 7月16日(火)14:00~16:00 14:00~15:00  茶話会
15:00~15:30  ミニレクチャー(勉強会)
テーマ:「第二日赤の緩和って、どんなことしてるん?」
講 師:緩和ケア科副部長 兼 消化器内科医長
                  真田 香澄 先生
15:30~16:00  茶話会
令和6年 8月 6日(火)10:00~12:00 茶話会
令和6年 8月20日(火)14:30~16:30 14:30~15:30  茶話会
15:30~16:00 ミニレクチャー(勉強会)
  テーマ:「最新のがんゲノム医療を学ぼう!」
  講 師: 腫瘍内科部長 白川 敦史 先生
16:00~16:30  茶話会
令和6年 9月 3日(火)10:00~12:00 茶話会
令和6年 9月17日(火)14:30~16:30

14:30~15:30  茶話会
15:30~16:30(予定) ミニレクチャー(勉強会)
  テーマ:「がんのリハビリってどんなの?
              ~実際の運動と注意点~」
  講 師:リハビリテーション課 理学療法士 小林 寛昭

令和6年10月 1日(火)10:00~12:00 茶話会

令和6年10月15日(火)13:00~15:00

13:00~14:00  茶話会
14:00~15:00(予定)ミニレクチャー(勉強会)
 テーマ:「何食べる?食事のお悩み解決しましょう!」
 講 師: 栄養課 管理栄養士 松尾 彩加

令和6年11月 5日(火)10:00~12:00 茶話会

令和6年11月19日(火)13:00~15:00

13:00~13:30  茶話会
13:30~14:30  ミニレクチャー(勉強会)
14:30~15:00  茶話会
 テーマ:「がんとのお付き合い」
 講 師: こころの医療科 河瀬 希望 先生

令和6年12月 3日(火)10:00~12:00 茶話会

令和6年12月17日(火)13:00~15:00

13:00~14:00  茶話会
14:00~15:00  ミニレクチャー(勉強会)
 テーマ:「血液がん治療の今とこれから」
 講 師: 副院長 兼 第1血液内科部長 魚嶋 伸彦 先生

令和7年 1月 7日(火)10:00~12:00 茶話会